今日は雛祭り。
館内もやさしい桃の香りが漂って、暖かな一日になりそうです。
さて、おかげさまで、当ブログも本日で２周年です！一昨年の雛祭りから早二年。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
これからも宜しくお願い申し上げます。
ふと、器のことなど・・・・・
写真は、当館で最も繊細な器のひとつです。
手を翳すと、透けて見えるほど薄く可憐な器です。（ガラスではありません）
この器のおかげで、器扱いがとってもやさしくなりました。
器は、扱い方によっては、割れたり欠けたりしてしまいます。
割れるから強い器を使うと、扱い方が荒くなります。
荒くなるから、もっと割れてしまいます。
もっと強い器・・・もっと荒く・・・・・・
器は、大切に付き合うと、何十年、何百年と元気に、むしろ魅力が増していくものです。
人よりも遥かに永いのですから、手元に届いた時点で、次の誰かに繋げていく役割を担うわけですね。
持ち上げて手を放せば割れてしまう儚さと、永年料理を受けとめる強さ、その二面性が器の魅力かな、と思ったりします。
写真の器が、器との付き合い方を教えてくれました。
割れるからこそ、繊細な器を、これからも皆様にお楽しみいただきたいと存じます。
すてきな価値観ですね。
呼んでいて、あたたかくて、感動しました。
これからも楽しみに拝見します。
旅館もきっと素敵でしょうね。
サンクス２様、コメントありがとうございます。
ご共感いただけて光栄です。
これからも、是非是非ご覧くださいませ。
いつも、奇麗で、楽しいお写真とコメントありがとうございます。
そして、ブログの２周年おめでとうございます。
今回のコメントを拝読いたしまして、
きっと、人の心も、優しさを知るには、苦しみを知るからこそなのではと、ふと、思いました。
伊藤様、コメントをいただきましてありがとうございます。
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
人の心は、器よりもずっと繊細ですし、自分自身も“人”ですから、とっても難しいのでしょうね。
これからも、楽しんでいただけるようブログ撮影をしてきますので、どうぞご覧くださいませ。